簡易型による小ロットの射出成型

御相談ください!小ロットの射出成型

 プラスチック製品などの多くは、金型を用いた射出成型により生産されます。
 ただ、金型製作には大きなコスト(数十万円~数百万円以上)が掛かりますので、製品の生産数が多くないと製品単価が高くなってしまいます。この為、生産数が少ない場合、金型による生産は向いていません。
 最近では3Dプリンタによる生産や注型による生産などの方法も取られますが、それでも金型による生産に比べると製品単価は何十倍、時には100倍以上になります。数個しか製作しない場合であればそうした生産方法をとることも有りますが、ロット数十個を年に数回等の場合は、コスト的に厳しくなることも有ります。

 弊社ではそうした場合、簡易金型(カセット型など)による生産をお勧めしています。本格的な金型とは構造が違うことで生産効率が多少落ちたりはするのですが、小ロットの生産にお勧めです。


メリットとデメリット

メリット①
初期費用が抑えられる

 簡易型は製作費が本格的な金型に比べて低く抑えることが可能です。

メリット②
短納期

 簡易型は金型製作に要する時間が短く、お客様での企画から製品を手にするまでの時間が大幅に短縮できます。

メリット③
高品質

 3Dプリンタ造形や注型による成型に比べて精度の良い製品を得ることができます。基本的には本格的な金型による成型と変わらない品質です。

デメリット①
金型寿命が短い場合がある

 簡易型の多くはアルミ材を使用して製作するので、鋼材を用いる本格的な金型に比べると型寿命は短くなります。製品形状や生涯生産数を考慮し、どちらが良いか提案させていただきます。

デメリット②
成型単価が高い場合がある

 初期費用を抑える為もあって、型構造(どのように製品を形作るか)が本格的な金型とは異なる場合があります。それにより、多くの場合、成型サイクルが本格的な金型よりは長くなりますので、その分単価が上がります。

デメリット③
後加工が必要な場合がある

 簡易型は本格的な金型にくらべて複雑な構造にすることに制限があります。その制限によって形作られなかった部分について、成型品に後加工を加えなければならない場合があります。

成型品の実績画像

インサート成型
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